ExcelのASC・DBCS・JIS関数を使用して、半角・全角カナ文字を自由自在に操る方法を紹介します。
全角カナを半角カナに変換する関数
=ASC(文字列)
ASC関数を使用することで、全角カナを半角カナに変換することが出来ます。
カタカナを半角にすることは出来ますが、ひらがなは半角にすることは出来ません。
使用例
全角カナを半角カナに変換したい場合
例)A1に対象となる文字列があり、B2に半角カナの結果を出力する
=ASC(A1)
カタカナ以外の文字が含まれている場合
例)A1に対象となる文字列があり、B2に半角カナの結果を出力する
=ASC(A1)
カタカナとひらがなが含まれている場合
「アイうえお」の全角カナである「アイ」のみが半角カナの「アイ」に変換することが出来ました。
漢字とカタカナが含まれている場合
「半角カナ変換」の全角カナである「カナ」のみが半角カナの「カナ」に変換することが出来ました。
半角カナを全角カナに変換する関数
=JIS(文字列)
JIS関数を使用することで、半角カナを全角カナに変換することが出来ます。
本来ならば、DBCS関数と呼ばれている関数を使用して半角カナを全角カナに変換することが出来るのですが、どうやら日本語版のExcelにはDBCS関数が用意されていなく、代わりにJIS関数が用意されているようです。
使用例
半角カナを全角カナに変換したい場合
例)A1に対象となる文字列があり、B2に全角カナの結果を出力する
=JIS(A1)
カタカナとひらがなが含まれている場合
半角カナとなっている「アイ」のみが全角カナ「アイ」に変換されます。
漢字とカタカナが含まれている場合
半角カナとなっている「カナ」のみが全角カナ「カナ」に変換されます。
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