Excelで絶対に覚えておきたい、今後プログラミングを行うなら尚更覚えておきたいIF文での条件分岐の紹介をします。(とても簡単です)
使用する関数
=IF(論理式, 真の場合, 偽の場合)
IF文を使用することで、「もしも~ならば~する」を実現することが出来ます。
IF文を使いこなすことで、今後の関数で出来ることの幅がかなり広がります。
使用例(基本編)
もしもセルの値が~ならば~と入力したい場合(数字)
例)A1が0より大きい値だった場合、「0より大きい」と入力して、0より小さい場合、「0より小さい」と入力する
=IF(A1>0,”0より大きい”,”0より小さい”)
もしもセルの値が~ならば~と入力したい場合(文字)
例)A1が男だった場合、「女ではない」と入力して、女だった場合、「男ではない」と入力する
=IF(A1=”男”,”女ではない”,”男ではない”)
使用例(応用編)
論理式部分に関数を入れたい場合
例)もしもA1からA3までの合計値が100以上だった場合、「100以上」と入力して、合計値が100未満の場合「100未満」と入力する
=IF(SUM(A1:A3)>=100,”100以上”,”100未満”)
=IF(SUM(A1:A3)>=100,”100以上”,”100未満”)
例)もしもA1からA3とB1からB3までの平均値が100未満だった場合、「100未満」と入力して、平均値が100以上だった場合「100以上」と入力する
=IF(AVERAGE(A1:A3,B1:B3)<100,”100未満”,”100以上”)

使用できる不等号
使用例を見ていただければ気づいた方もいるかと思いますが、「>=」や「<」って何!?と思われるかと思いますが、いわゆる不等号と呼ばれるものになります。
不等号とは「前の値」と「後の値」を比較するときに使用する記号で、皆さん馴染みのある「=」(イコール)も不等号の一種になります。
不等号 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
= | イコール | 一致 |
> | 大なり | 左にくる値の方が右より大きい |
< | 小なり | 左にくる値の方が右より小さい |
>= | 大なりイコール | 左にくる値が右以上 |
<= | 小なりイコール | 左にくる値が右以下 |
<> | – | 一致しない |
<>に関して読み方聞いたことないような気がします…
これらの不等号を使用することが出来ますので、覚えておいて損はないです!!
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